報告ー韓国へ行ってきました:その1

先週の金、土、日(5.12〜14)、釜山とソウルへ行ってきました。
ちょっと歴史をお休みして旅の報告を書くことにします。

●その1● 初めての釜山(5月12日〜13日)
今回は職場の同僚と一緒で、仕事と観光半々の旅でした。
12日の午後4時釜山の金海国際空港に到着。傾いた日差しでむっとする暖かさでした。空港の辺りは緑に覆われた山々が散在する九州によく似た風景。外国に来たというより、故郷に帰ってきたような懐かしい感情に包まれます。標識や看板のハングル文字以外は…。

出迎えのK教授の車でホテルへ。K教授とは10年振りの対面でしたが、お互いにかすかに残る記憶ですぐわかったのは幸いでした。
7時半に夕食に迎えにくるからと言い置いて金教授が大学に戻ったあと、同僚と二人で付近を散歩。ホテル前の大通りに交差するやや細い道には、両側に屋台の店がズラリ、お祭りのような雰囲気です。
台の上に、魚、野菜、餅菓子、フトン類、装身具などが並んで、早く売り切りたいアジュマやアジョシが「おいしいよ」「3,000ウォンだよ」などと声を掛けてきます。並べ方の乱雑さとアジュマたちの素朴な振る舞い、このエネルギ−が韓国に居るという実感を与えてくれました。

夕食の「韓定食(ハンテイショク)」に舌鼓を打った後は、ホテルの部屋で明日の準備。話の展開をどうするかについて作戦会議です。説明は、日本の大学も卒業している金教授に通訳をお願いすることになるので、正味は1時間ちょっと。こちらの意図がうまく伝えられるか不安のまま床につきました。

さて翌日。
まず、朝の食事。おかずが沢山の韓定食です。
 

 訪問先の仁済大学へ。
 仁済大学は、医学部、工学部などあり、学生は1万人余り。51%が女子。韓国で人気のある大学20位以内に入る名門です。構内にはいろんな建物があり、右が本館前です。
   
 右端のピンクのスーツが看護学科主任のユン先生。左端がK教授。真ん中の左が私です。
今回私たちは看護技術の教育方法についての提案を持って行ったのです。
 会議は、AV機器完備の教室にて。
 

 こちらからの提案には強い関心を持っていただけたようで、早速夏休みには希望する学生に私たちの提案する学習をトライしてもらうことになりました。

 午後はソウルへ移動。飛行機に1時間のると、ソウルの金浦空港に着きます。初めての釜山は、仕事onlyのわずか23時間ほどの短い滞在でした。