ソウルレポート① 8月12日、13日

長い間ご無沙汰してしまいました。仕事が忙しい上に韓国現代史の勉強が追いつかなくてついつい書き込めずにいました。ごめんなさい。

今回、仕事の都合で8月12日から16日までソウルの訪問が実現し、60年記念の光復節を肌で感じる機会に恵まれました。それを中心に、最近のソウルの状況をレポートしたいと思います。2,3回に分けてアップしますので読んでください。

【8月12日】
11日から12日にかけて釜山で仕事があり、それを済ませて12日夕方にソウルに、初めて鉄道のソウル駅から入りました。釜山から高速鉄道で2時間40分です。ソウル駅はガラス張りの近代的駅舎で、構造はパリ駅に似ていますが、とても解放的で明るい雰囲気の駅です。14、15の連休を控えているせいか、多くの人で賑わっていました。

きょろきょろしながら歩いていると、署名を求められました。よく見ると「ドクト本部」とあり、ドクトは韓国のものであることを主張する署名運動らしいのです。いきなりのことでびっくりしました。日本人と知って呼びかけたのか、それはよくわかりません。

【8月13日】
13日は、南大門、市庁前広場、光化門前などを見てあるきました。15日の光復節に向けて仮設舞台が作られ、テントも沢山並んでいました。

光化門前では、光復60年の式典のための準備が行われています。両方向で10車線の広い道路が交通止めになっていました。

ソウル市庁舎前の広場はワールドカップで賑わった場所で、何かというとイベントの行われる場所です。今日は市庁舎の建物そのものが、いつもと様子が違います。

近づいてみると…、えっ?全部、太極旗だあ〜。

案内役のスエンさんによると、韓国人はワールドカップ以来太極旗が大好きになったということですが、植民地支配からの解放、光復の喜びが表現されているように思いました。広場には子供たちが遊べる噴水などあって家族連れで大賑わいでした。

夜7時ごろまた通過してみると、間もなく前前夜祭コンサ−トが開かれるそうで、昼にも増して人が多く、芝生や道路に座り込んだりしてコンサートの始まりを待っていました。

続きはまた明日。