日韓の近現代 No.4

 前回の問題について書きます。
 
●「なぜ、大韓帝国が『日韓併合』を受け入れたか」
 理由は、ひさごんさんのおっしゃる通りだと思います。
 
  1.李王朝は弱体で、軍事力で日本にかなわなかった
    だから日本の言いなりにならざるを得なかった。
  
  2.国民は大反対だっただろう。
    大部分の国民は、貧困の中にあって、地主や上層の富裕層への不満を爆発させていた。
    李王朝は、内部での権力争いが絶えず、それを収拾する力も不足していた。
    しかし、知識層は、日本のやり方に反対した。
   
    (違う意見やご質問などがあれば遠慮なく書き込んでください)


●日本は、このような李王朝の弱体ぶりにつけ込んで、武力で脅かして言い分を通したと考えられます。同じことをアメリカからやられて開国したばかりの日本は、それと同じ手法で朝鮮や台湾へ乗り出した。当時世界的に行われていた、欧米による覇権争いの波に日本も乗ったわけですね。

 ◎ 韓国の友人と知り合った頃に「日本は武力の国、韓国は文の国」と言われて、えっ?と思ったことがあります。「日本は何でも力で解決する国だから恐い」とも。その時はびっくりしましたが、韓国からはそう見えるのが当然だと歴史を調べた後では納得しました。


◆■◆ ところで安重根という名前をご存知ですか?韓国の英雄で、ソウル駅の近くに銅像も立っていますね。では、なぜ英雄として扱われているのか、ご存知ですか?