竹島問題について、再び

 来年から使われる8社の中学校用教科書について、検定が終わりました。8社の中には、独自の歴史観で話題を呼んだ「新しい歴史教科書」や「新しい公民教科書」も入っています。
 また、竹島について記述している教科書が半分余の5社あり、文部科学省は日本固有の領土であることを明確に記述するよう修正させて検定合格にしました。このことについて韓国から強い反発の声が上がっています。
 「新しい歴史教科書」については歴史を歪曲するとして以前から反発を示していましたが、今回の検定結果が一層火をつけ、かなり過激な反対運動が起きているようです。

 ところで竹島問題については、前にもご紹介した下記サイトにまた詳しいフォロー記事が掲載されていますので、ぜひご覧になってください。リベラルで丁寧な解説文でとても好感がもてます。サイトについての情報はひさごんさんから頂いたものです。ひさごんさん、いつもありがとうございます。
                        http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20050403A/index.htm

 それにしてもこの竹島問題、1日も早い解決を望みたいですね。7月までには小泉首相が韓国のノムヒョン大統領を訪問することになっています。解決に向かう話し合いを期待はしたいものの、より根本的には一人一人が正しい認識をもつこと、そして韓国の人々と交流することでしょう。
 TVで報道される韓国の過激な反日騒動に恐れを抱いて、韓国訪問にも腰が引けるという人が私の周囲にもいるのですが、こういう反応は私としてはとても残念なことです。もっと多くの人が、韓国の人とゆるぎない強い人間関係を結んで欲しいと願っています。